【紳士靴の型】Uチップの特徴って??

【紳士靴の型】Uチップの特徴

Uチップと呼ばれている革靴はアッパーの甲あたりの部分がU字の蓋上に
縫い付けられているデザインの革靴のことをいいます。

イギリスではこのような形の革靴をエプロン・フロント・タービーとか
ノルウェーシャン・ダービーと呼んだりもします。
このダービーとは外羽根式革靴の呼称のひとつなのです。

靴の甲の部分のモカシン縫いにもいくつかの種類があり、単純な割縫い形式の
ステッチになっているデザインが一般的なのですが、糸の表面が表に出ないよう
縫われているスキンステッチという技法もあります。

スキンステッチは高度な技術が必要となるのですが、革靴愛好家の間では
非常に人気のあるディティールです。
高度な技術と値段や価値は比例してしまうのですが、ワンランク上を目指す
男性はやはりよい靴を手に入れているというわけですね。

Uチップの歴史は1920年頃にカントリー系の革靴として原型が完成されました。
もともとは狩猟やゴルフといったカントリースポーツ向けに作られた革靴
なのだそうです。
爪先の先端にある縦割りの縫い目がとても特徴です。

爪先の側面の革が1面増えるということになりますので、履き心地に影響を
与えずに立体的でスマートなデザインとなっているのです。
洗練されたデザインのものが多く作られており、多くのビジネスマンから
高い支持を得ているのがUチップの革靴です。

特に外回りなどで歩き回るビジネスマンのアクティブな動きにも耐えることが
できる耐久性もあります。
ローファータイプのデザインとモカシン縫いという共通項があるためか、
ビジネスシューズを最初に購入する若い男性がUチップのデザインのものを
選ぶケースもよくあるようです。

幅広い世代から愛されるデザインの革靴なのですね。