グッドイヤーウエルト製法っていったい何?

グッドイヤーウエルト製法とは?

グッドイヤーウェルト製法とは、19世紀の半ば英国のグッドイヤー氏が発明した
靴の製造方法です。
腹式縫いのおかげでヴァンプからウェルトが独立しているため、ソールの交換や
修理などのメンテナンスが比較的容易であることと、アウトソールとウェルトは
接着剤を使わず糸だけで固定をしているため通気性が良いことが特徴です。

靴底の縁周りにソールエッジが出ており、縫い糸が見えるのも特徴です。
靴底に革を重ねて丁寧にひとつひとつ手縫いで仕上げていくため、熟練した職人の
技が必要となってきます。

グッドイヤーウェルト製法で作られた靴の履き心地は、一言で言ってしまえば
持ち主のためだけの履き心地の良さを実現できる靴だといえるでしょう。
履きこんでいくにつれ履き主の足の形に合わせてぴったりの形状へと変化をして
珠玉の一足へと姿を変えていくのです。

グッドイヤーウェルト製法で作られる靴は、複雑で複数の工程を経て完成するため、
型崩れをしにくく、長時間履いていても疲れない頑強なものができあがります。
履き始めは硬さを感じることもありますが、履きなれていくと見た目の重厚さから
は想像できない軽やかさで足を包み込んでくれるのです。

最近では簡素化した靴製法の技術が発達していますが、本格派の伝統ある高級
紳士靴などでは現在でもこのグッドイヤーウェルト製法が使われています。
職人の技術が重要であることや多くの工程を経ることで手間がかかってしまう
分、大変丈夫で年十年も履き続けることができるしなやかな靴が出来上がるの
です。

他の製法では決して真似をすることができない品格のある革靴です。
グッドイヤーウェルト製法で作られた靴を一度履いてみるとその履き心地に
魅了されてしまうでしょう。

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